• 文字サイズ変更
  • 標準
  • 拡大

Dr.伊藤 金属アレルギーのお話

歯科医師の伊藤です。

金属アレルギーを知っていますか。金属アレルギーとは接触してすぐに症状がでる花粉症やアトピー性皮膚炎等とは異なり,時間が経過してから症状が出る遅延型アレルギーです.

汗,唾液腺,体液によって金属が溶けだすと「金属イオン」となり,体内でタンパク質と結合します.金属イオンとタンパク質が結合した物質は抗原情報としてTリンパ球というものに伝達されます.

このTリンパ球から作られたT細胞が,再び同じ金属が体内に入り込んだ時に金属を異物と判断し,アレルギーとして発症する。金属イオンとは身近なものからも身体に取り込まれることがあります。もし気になるようでしたらいつでもご相談ください。

 

戻る